ＤｅＮＡ・伊勢大夢、初の大台越え１億１０００万円でサイン　来季は守護神を「空いたら取るじゃなくて奪っていく」

ＤｅＮＡ・伊勢大夢（２５）が４日、横浜市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、１８００万円増の来季年俸１億１０００万円でサインした。初の大台越えに「４年終わってこの数字に届くとは、入ったときには思わなかった。先輩方にいろいろ聞いてここまでこられた。ここからは伊勢の道をつくっていく気持ちで、自分自身でレベルアップしていきたい」と誓った。

４年目の今季は５８試合に登板し、４勝６敗３３ホールド、２セーブ。「去年７１試合投げて、どこかで疲労はあったのかなと探り探りで入って、打たれてから止められなかった。もちろんチームにとってはマイナスだけど、僕の野球人生にとってはこれをプラスに変えられる。状態が悪いときに生かしていけるように」と語った。

５年目となる来季は、守護神奪取を明言。「球団も何年も待っていられないと。今年、シーズン通してクローザーが何人もいて、そういうチームは苦しい。これまで、誰かが空いたときに次に入れるように、と発言していたけど、そんなじゃ駄目だなと。ガツガツいっていいと思うし、空いたら取るじゃなくて奪っていくつもりで」と気合を入れた。